角島大橋の帰りに立ち寄りたい、下関・創業1993年の鉄板焼き名店

山口県の北西部に位置する豊北エリアは、訪れる人を圧倒するほどの絶景が連続する、山口県が誇る観光の宝庫です。コバルトブルーの海を渡る角島大橋、123基の朱鳥居が連なる元乃隅神社、そして全国から旅人が集まる道の駅 北浦街道 豊北(ほうほく)。そんな美しい景色を存分に楽しんだあと、「さて、どこでお腹を満たそうか」と考える旅人の皆さまに、ぜひお伝えしたいお店があります。

下関市山の田エリアで32年にわたり地域に愛され続けてきた、広島風お好み焼きの名店——弘々家(こうこうや)です。


目次

元乃隅神社と角島大橋、山口県の絶景ルートを楽しむ

旅の始まりは、元乃隅神社から。長門市油谷にたたずむこの神社は、123基の朱色の鳥居が100メートル以上にわたって連なる、息を呑むような景観で知られています。アメリカのCNNが「日本の最も美しい場所31選」に選出したことで、いまや世界中の旅行者が訪れる国際的な観光スポットとなりました。青い海と空、緑の自然に映える朱色の鳥居のコントラストは、写真に収めるたびに「ここに来てよかった」と感じさせてくれます。鳥居をくぐり終えた先に立つ高さ5メートルの大鳥居の上部に設置された賽銭箱——見事に賽銭を入れることができれば、願いが叶うと言われています。ぜひ挑戦してみてください。

元乃隅神社を後にしたら、いよいよ角島大橋へ向かいましょう。

全長約1,780メートル、無料で渡れる橋としては国内でも有数の規模を誇る角島大橋は、テレビCMや映画の撮影地としても何度も登場してきた「日本の絶景」の代名詞的存在です。橋を渡る前にまず立ち寄りたいのが、本州側の公園に設けられた展望台。少し坂道を上った場所から見渡せる、角島大橋全体とコバルトブルーの海の眺めは、晴れた日には空と海の青が溶け合うような感動を味わわせてくれます。

橋を渡ってたどり着いた角島では、日本で唯一登ることができる現役の石造り灯台・角島灯台がお出迎え。らせん階段を上りきった先に広がる360度の大パノラマは、苦労して登った甲斐が必ずあります。近隣の「しおかぜの里角島」では、地元の新鮮な海産物を使ったグルメやお土産を楽しむこともできますよ。



豆知識
角島の海が「角島ブルー」と呼ばれるほど青く美しいのは、高い透明度太陽の光、そして白い砂浜の3つの条件が揃っているためです。貝殻が砕けてできた白い砂底が太陽光を反射し、エメラルドグリーンからコバルトブルーへの鮮やかなグラデーションを生み出しています。

具体的な理由は以下の通りです。

  • 白い砂底の反射(サンゴや貝殻): 海底が白い砂(貝殻の堆積物)で覆われているため、太陽光が吸収されずに反射し、海の色が明るいエメラルドグリーンに見えます。
  • 高い透明度: 水が非常に澄んでいるため、光が海中深くまで届き、青い光が強調されます。
  • 天候と地形: 晴れた日の日中に最も美しく見え、風が穏やかな日にはさらにその美しさが際立ちます。

本州とは思えない南国のような景色は、これらの自然条件が重なった奇跡的なスポットです。


道の駅 北浦街道 豊北(ほうほく)——全国1位の道の駅

角島観光を楽しんだ帰り道、ぜひ立ち寄っていただきたいのが道の駅 北浦街道 豊北(ほうほく)です。

旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した「旅好きの口コミで選ぶ道の駅ランキング2018」で、なんと全国第1位に輝いた実力派の道の駅。日本海を望む絶好のロケーションに位置し、地元の新鮮な海産物や農産物、山口県ならではのお土産が豊富に揃っています。元乃隅神社へのアクセス拠点としても知られ、観光情報の収集にも最適な場所です。

道の駅から下関市街地へ向かう道中、国道191号を南下すれば、安岡エリアを経て下関の中心部へとつながっていきます。この道のりの先にあるのが、今日のお目当て・弘々家です。


下関・弘々家(こうこうや)——食べログ百名店4年連続選出の鉄板焼き

下関市山の田中央町。風波のクロスロード沿いに構える広島お好み焼き 弘々家(こうこうや)は、1993年の創業から32年、地域に根ざし続けてきた鉄板焼きの名店です。

オーナーシェフの市山隆志さんが鉄板と向き合い続けて32年。創業当初は下関駅前グリーンモールの「屋台村」でたった8席の小さな店からスタートしました。屋台村の閉店という試練を乗り越え、現在の山の田の地で再出発。「広島風お好み焼きが嫌いだった」という市山さんが、一枚のお好み焼きとの運命的な出会いをきっかけに開業を決意したというエピソードは、弘々家の料理への真剣さそのものを物語っています。

その後、7,000回の試行錯誤の末にたどり着いたのが、下関の食文化「瓦そば」からヒントを得たパリパリ麺の広島風お好み焼き。国産小麦100%の麺を鉄板でじっくり焼き上げ、きつね色のパリパリ食感に仕上げるその技術は、まさに市山さんにしかできないオリジナルの一皿です。

そして見逃せないのが、カープソースをベースに6種のスパイスをブレンドした完全オリジナルのソース。甘みと旨みが複雑に絡み合うこのソースは、パリパリ麺との相性が抜群で、一度食べると忘れられない味を生み出しています。


看板メニューの数々——鉄板ならではの感動を

弘々家では、全てのお好み焼きを市山さんが1枚1枚手焼きで仕上げてお届けしています。セルフ焼きではなく、最高の状態に焼き上げた一枚がそのままテーブルへ。子ども連れの方も安心して楽しめる、弘々家ならではのスタイルです。

お好み焼きと並んで人気を誇るのがだし掛け出汁巻き玉子。飲食仲間から伝授された秘伝レシピをもとに完成した一品で、グランドキュージーヌ和食部門「金賞」を受賞した実力派メニューです。だしをたっぷりかけながら食べるジュワッとした味わいは、「こんな出汁巻きは初めて」と驚く声が後を絶ちません。

また、豚キムチも外せません。下関市内の焼肉店も仕入れに来るという韓国食材専門店「黄家」の絶品キムチを使用し、大津屋醤油と弘々家オリジナルソースが偶然に生み出したハイブリッドな味わいは、お好み焼きのお供としてもお酒との組み合わせとしても最高です。

人気No.1の贅沢6種盛りは、安岡ねぎ・チーズ・殻付きエビ・イカ・もち・イカ天など、豪華な具材を一皿で堪能できる市山さん渾身の一枚。初めて来店される方には、まずこちらをおすすめしています。


食べログ百名店4年連続——その実力が証明するもの

弘々家は2022年から2025年まで、食べログ お好み焼き百名店に4年連続で選出されています。食べログ百名店とは、日本全国のお好み焼き店の中から、口コミや評価をもとに厳選された”本当においしい店”に贈られる称号。4年連続での選出は、地元のお客様だけでなく、全国から弘々家を目指してやってくるファンがいることを示しています。

「ここに来ると元気が出るんです」「麺がこんなにおいしいなんて」「おばあちゃんがすごく喜んでくれました」——こんなお客様の声が、32年間市山さんが鉄板の前に立ち続けてきた原動力なのかもしれません。


角島大橋から弘々家へ——旅の締めくくりに最高の一枚を

元乃隅神社で神秘の鳥居をくぐり、角島大橋でコバルトブルーの海を渡り、道の駅ほうほくで地元の味に出会ったあと。旅のフィナーレを飾るのは、下関が誇る鉄板焼きの名店・弘々家の熱々の一皿。パリパリ麺の広島風お好み焼きを口にした瞬間、「この旅は最高だった」と感じていただけるはずです。

下関・北九州エリアへお越しの際は、ぜひ弘々家へ。32年間、一枚一枚丁寧に焼き続けてきた市山さんの鉄板が、皆さまをお待ちしています。

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広島お好み焼き 弘々家(こうこうや)

山口県下関市山の田中央町1-13 武嶋ビル1F(風波のクロスロード沿い)

営業時間:火〜日 ランチ 11:30〜15:30(L.O.14:30)/ディナー 17:30〜23:00(L.O.22:00)

定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜休)

TEL:083-254-4654

公式LINE:https://lin.ee/g1gx6qX

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