北九州×下関|関門都市圏のグルメを最大限楽しむ方法

先日、北九州市小倉からお越しのお客様に、こんなことを言われました。

「関門橋を渡るのって、なんとなく『ちょっとした旅』って気がして、ハードルが高かったんですよね。でも来てみたら30分もかからなかった。これだったら毎週来れますよ(笑)」

そのひと言、すごく嬉しかったんです。鉄板の前に立って35年以上。北九州のお客様が足を運んでくださるたびに、関門海峡を隔てたふたつの街が、実はこんなにも近くてつながっているんだということを実感します。

北九州と下関。関門都市圏と呼ばれるこのエリアは、橋ひとつ、トンネルひとつでつながっている「ひとつの生活圏」です。今回は、そんな関門都市圏のグルメをとことん楽しむための素材・食材の話と、弘々家ならではのこだわりを深掘りしてご紹介します。

こんな方におすすめ

  • ✅ 北九州から下関へドライブ・食事に行きたい方
  • ✅ 地元民に愛される本格広島お好み焼きを食べてみたい方
  • ✅ 下関特産の食材にこだわったグルメに興味がある方
  • ✅ 関門都市圏の観光と食事を組み合わせて楽しみたい方
  • ✅ 食べログ百名店の味を実際に体験してみたい方
目次

関門都市圏は「ひとつの食の圏」だと思っている

下関で生まれ育って、鉄板の前に立ち続けて35年以上。休みの日には世界のごはんを食べ歩き、北九州の名店にもよく足を運びます。そこで感じるのは、関門海峡を挟んだこのふたつの街が、食の文化においてもとても近い関係にあるということです。

たとえば弘々家の豚キムチに使っているキムチ。これは下関市内にある韓国食材専門店「黄家(ふぁんけ)」のものを使っています。北九州にも在日コリアンの食文化が根付いていることを考えると、このあたりの「食の風土」は関門をまたいでつながっているんだなと感じます。北九州の焼肉店さえも仕入れに来るという本格派のキムチで、弘々家の豚キムチは仕上げにハイボールや生ビールが止まらなくなると言われます。

北九州からお越しのお客様に「下関に来たら何が食べたかった?」と聞くと、「本格的な広島お好み焼き」という答えが多い。北九州にも美味しいお店はたくさんありますが、「パリパリ麺の広島風」というのは、なかなか出会えないようです。弘々家がその期待に応えられているとしたら、この上ない喜びです。

弘々家のパリパリ麺——7,000回の試行錯誤が生んだ、ここだけの食感

広島お好み焼きの要は「麺」にあります。一般的な広島風は蒸し麺や茹で麺を使うことが多いのですが、弘々家では生麺を鉄板でじっくり揚げ焼きしています。きつね色になるまで香ばしく焼き上げた麺は、外はパリッと、中はふんわり。この食感が「弘々家らしさ」の核心です。

このやり方を思いついたのは、下関の郷土料理「瓦そば」からヒントを得たことがきっかけです。熱い瓦の上でお茶麺をパリッと焼く瓦そばの食感に、「これをお好み焼きの麺でできないか」と考えたのが始まり。そこから試行錯誤を重ねること7,000回以上。火加減、油の量、麺の置き方、重ねるタイミング——すべてを変数にして繰り返した末に、今のパリパリ麺が生まれました。

使っているのは国産小麦100%の生麺。粉の質にもこだわっています。パリパリに仕上げるには麺の水分量が肝で、仕入れた当日と翌日では焼き上がりが微妙に変わることもある。だから毎日、鉄板の前に立ちながら麺の状態を確認しています。

北九州から来たお客様に「麺がこんなにおいしいなんて!」と言っていただけたとき、7,000回の試行錯誤は間違っていなかったと心から思います。

「麺がこんなにおいしいなんて!」

40代・男性

✓ ここまでのポイント

  • 北九州から弘々家まで関門橋経由で最短約30分。関門都市圏は食のうえでも「ひとつの圏」
  • 弘々家の豚キムチは本格韓国食材専門店「黄家」のキムチを使用した一品
  • パリパリ麺は国産小麦100%の生麺を鉄板で揚げ焼きした、7,000回の試行錯誤の結晶

下関特産「安岡ねぎ」と、地元食材への思い

弘々家のお好み焼きにはもうひとつ、大切な素材があります。それが下関特産の「安岡ねぎ」です。

安岡ねぎは、下関市安岡地区で育てられる白ねぎ。甘みが強く、やわらかな食感が特徴で、地元では昔から家庭の食卓に欠かせない野菜です。弘々家では「海鮮ネギ」や「贅沢6種盛り」など複数のメニューに安岡ねぎを使用しています。鉄板の上で熱が入ると甘みがさらに際立ち、麺とキャベツの旨みとひとつになる。あの甘さは、安岡ねぎ以外では出せません。

キャベツは寒玉キャベツを使います。水分が少なめで葉が締まっているため、鉄板の上で蒸し焼きにしてもべちゃっとならず、ふんわりとした食感を保てる。豚バラ肉は国産のものを使用し、脂の甘みと旨みが麺やキャベツと重なり合って、一枚の中に複雑な味の層が生まれます。

「ここでしか食べられない味」というのは、こういう地元の素材の積み重ねから生まれるものだと思っています。観光で下関に来てくれたお客様に「また食べたくて戻ってきました」と言っていただけるのは、安岡ねぎやキャベツ、地元の食材が記憶に刻んでくれているからかもしれません。

殻ごと食べるソフトシェルシュリンプと「だし掛け出汁巻き玉子」——弘々家を代表する食材のこだわり

弘々家の「贅沢6種盛り」に入っている海老は、殻ごと食べられるソフトシェルシュリンプを使っています。脱皮直後の海老を使用するため、殻がやわらかく丸ごと食べられる。パリパリ麺との相性も抜群で、「海老がこんなに食べやすいなんて」と驚かれるお客様も多い一品です。

そして弘々家のもうひとつの看板が「だし掛け出汁巻き玉子」。山梨・神奈川の鉄板焼き職人から伝授された秘伝のレシピをもとに、注文を受けてから3個の卵をその場で焼き上げ、熱々の鰹だしをジュワッとかけて提供します。このグランドキュージーヌ金賞受賞の一皿は、鉄板の前で見ているだけでも満足感がある。大葉チーズ、ネギチーズ、プレーンの3種から選べます。

鰹だしは毎日丁寧に取っています。市販のだしの素は使いません。出汁の香りが鉄板の熱で立ち上がるあの瞬間——カウンター席で間近に体験できるこの「ジュワッ!」は、来てみないとわからない感動があります。

「動画で見て、すぐ来ました!」

20代・男性

北九州から下関へ——関門グルメを最大限に楽しむための弘々家の使い方

北九州から弘々家へのアクセスは、関門橋経由で最短約30分。駐車場は店舗前2台+山の田バス停裏手6台の計8台を無料でご用意しています(夜18:30以降はさらに駐車スペースあり)。週末のドライブ先として、唐戸市場や角島大橋、関門海峡、火の山公園などと組み合わせると、充実した一日になります。

ランチタイム(11:30〜15:30)もディナータイム(17:30〜23:00)も通常メニューをフルでご提供。混雑時は少しお待たせすることもありますが、お好み焼きが焼き上がる間に豚キムチやとん平焼きをつまみながら一杯——それが弘々家の流儀です。「待つ時間も楽しい」と言っていただけるお店を目指しています。

外出が難しい日は、UberEats・出前館でのデリバリー、電話でのテイクアウト注文(約30分で受け取り可能)もお使いいただけます。百名店の味を自宅でも楽しんでいただけます(だし掛け出汁巻き玉子はテイクアウト不可)。

まとめ——関門海峡のこちら側で、一枚一枚焼いてお待ちしています

北九州と下関は、関門海峡を挟んでいてもグルメという切り口では「ひとつの圏」だと思っています。安岡ねぎ、ソフトシェルシュリンプ、黄家のキムチ、鰹だし——弘々家の一枚には、この地でしか生まれない素材の旨みが重なっています。

創業32年、食べログお好み焼き百名店4年連続選出。それでも変わらないのは、一枚一枚を手を抜かずに焼き上げるということ。鉄板の前に立ち続けてきた35年は、その繰り返しです。

「また来るね!」の声が、何より励みになっています。関門都市圏のグルメを楽しむ一日に、ぜひ弘々家を組み込んでみてください。北九州からでも、遠方からでも、地元・下関の方にも。キツネ色に香ばしく焼き上げた麺と、ジュワッとかける熱々の出汁で、お待ちしています。

ご予約・テイクアウトのご注文はお気軽にどうぞ。混雑時は電話でご予約いただければ、焼き上がりに合わせてご案内します。

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