決闘の島は将棋ファンの聖地でもあった。巌流島の意外な一面

巌流島といえば宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地として知られていますが、実は将棋ファンの間でも知られたスポットだということをご存じでしょうか。今回は、下関市山の田の弘々家が、巌流島の意外な一面についてご紹介します。

目次

下関で開催された将棋の竜王戦

下関市では、過去に将棋のタイトル戦のひとつである竜王戦が開催されたことがあります。全国各地を巡って行われるこのタイトル戦は、開催地ごとにその土地ならではの盛り上がりを見せることで知られており、下関での開催も地域にとって大きな話題となりました。

その際に対局した棋士の手形が、記念として巌流島の島内に設置されています。決闘の史跡というシリアスなイメージの中に、こうした現代の勝負の記憶が刻まれているのは、なんとも興味深いことです。

剣の勝負と盤上の勝負が重なる場所

巌流島は、かつて剣豪同士が真剣勝負を繰り広げたと伝わる場所です。そこに、現代の頭脳戦である将棋のタイトル戦の記憶が重ねられているというのは、単なる偶然以上の意味を感じさせます。剣の勝負の地に、盤上の勝負の記憶が刻まれる――巌流島という場所が、時代を超えて「真剣勝負の舞台」として選ばれ続けていることを物語るエピソードだと言えるでしょう。

歴史散策の合間に見つける小さな発見

巌流島を訪れる多くの人は、決闘にまつわる石碑や像を目当てに島を歩きます。しかし、島内をよく見て回ると、こうした将棋にまつわる手形のような、意外な発見に出会うことができます。決闘の物語だけでなく、こうした現代のエピソードにも触れられるのが、巌流島観光の隠れた楽しみのひとつです。

将棋ファンにもおすすめしたい理由

将棋に詳しい方であれば、対局した棋士の手形を目にすることで、その対局の記憶や、当時の盛り上がりを思い出すきっかけになるかもしれません。歴史ファンだけでなく、将棋ファンにとっても訪れる価値のある場所として、巌流島を新しい視点で楽しんでみるのはいかがでしょうか。

島内散策のポイント

巌流島は周囲およそ1.6kmとコンパクトな島なので、散策道に沿って歩けば、決闘にまつわるモニュメントと将棋の手形の両方を、無理なく巡ることができます。武蔵・小次郎像や人工海浜、文学碑を見たあと、少し足を延ばして手形を探してみるのもおすすめです。

アクセス

巌流島へは、下関の唐戸桟橋から連絡船でおよそ10分。唐戸市場のすぐそばから出航するため、下関観光のプランに組み込みやすい立地です。歴史散策だけでなく、こうした意外な発見があるのも巌流島を訪れる楽しみのひとつだと言えるでしょう。


巌流島でこうした発見を楽しんだあとは、山の田の弘々家へ。地元で32年愛され続けているパリパリ麺の広島お好み焼きで、旅を締めくくってみてください。

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