先日、山口旅行で下関に立ち寄られた40代の男性のお客様から、帰り際にこんな一言をいただきました。
「麺がこんなにおいしいなんて!」
その方は、広島風お好み焼きをほとんど食べたことがなかったそうで、「大阪のお好み焼きしか知らないから、どう違うのかも正直よくわからなくて…」と、最初は少し戸惑いながらご来店されたんです。食べ終わったあとのあの笑顔は、鉄板の前に立ってきた甲斐があったなと、今でも思い出します。
山口旅行の途中で「下関のご当地グルメを食べてみたい」と思っても、広島風お好み焼きがどんなものかイメージしにくくて、一歩踏み出せないでいる方は少なくありません。この記事では、そういった方に向けて、広島風と大阪風の違いから弘々家独自のパリパリ麺の秘密まで、私・市山が直接お伝えします。
こんな方におすすめ
- ✅ 山口・下関への旅行中に本格的な地元グルメを探している方
- ✅ 広島風お好み焼きを食べたことがなく、大阪風との違いが気になる方
- ✅ 麺入りのお好み焼きが自分の口に合うか不安な方
- ✅ 食べログ百名店に選ばれた店の、実際の味と雰囲気を事前に知りたい方
- ✅ 角島観光や関門海峡の観光と組み合わせて下関グルメを楽しみたい方

広島風と大阪風、何がそんなに違うのか
「お好み焼きって、全部同じじゃないんですか?」——旅行者の方から、意外と多くいただく質問です。結論から言うと、作り方の哲学がまったく異なります。
大阪風(関西風)は、生地にキャベツや肉などの具材をすべて混ぜ込んでから焼く、いわば「混ぜて焼く」スタイル。一方、広島風は「重ねて焼く」スタイルです。薄く伸ばした生地の上にキャベツをたっぷり山盛りにして、その上に豚バラ肉を重ね、じっくり蒸し焼きにしながらキャベツのかさをぐっと縮める。そして最後に、別で焼いた麺と卵を合わせて完成させる——この「層」が広島風の命です。
麺が入る、というのも広島風の大きな特徴。「お好み焼きにそばが入るの?」と驚かれる方も多いのですが、この麺の存在が食べごたえとコントラストを生み出しています。
弘々家では、この麺の焼き方にさらなるひとひねりを加えています。それが、パリパリ麺です。
「広島風と大阪風の違いはわかった、でも実際に行く前にもう少し情報がほしい」という気持ち、よくわかります。LINE登録で受け取れる来店クーポンを手元に持っておくと、旅行の計画を立てながらタイミングを見計らえます。登録はLINEアプリから数秒でできます。
下関の「瓦そば」からヒントを得た、弘々家だけのパリパリ麺
弘々家のお好み焼きを初めて召し上がった方が、もっとも驚かれる部分がここです。
一般的な広島風の麺は、ふんわりとした蒸し麺を重ねることが多い。でも私が35年以上、毎日鉄板の前に立ちながら辿り着いたのは、生めんを鉄板でじっくり揚げ焼きにして、きつね色にパリッと仕上げるという調理法でした。
そのヒントをくれたのが、山口県を代表する郷土料理・瓦そばです。熱した瓦の上で茶そばをパリパリに焼き上げるあの食感が、ずっと頭の片隅にあった。「これをお好み焼きの麺に応用できないか」と試行錯誤を重ねた結果が、今の弘々家のスタイルです。
外側はパリッと香ばしく、中はキャベツのジュワッとした水分を受けてしっとり。一枚の中に、まったく異なる食感が共存しています。ふわふわのキャベツと、パリパリに焼き上げた麺——この対比が、「麺がこんなにおいしいなんて!」という言葉につながったのだと思っています。
使う麺は国産小麦100%。地元・下関の安岡ねぎや、国産豚バラ肉など、素材にもこだわっています。何十年かけて磨いてきた調理法と、信頼できる素材の組み合わせが、弘々家のお好み焼き一枚に詰まっています。
✓ ここまでのポイント
- 広島風は「重ねて焼く」スタイル。麺・キャベツ・生地の層が命。
- 弘々家のパリパリ麺は、山口の郷土料理「瓦そば」からヒントを得た独自の焼き方。外パリ・中ジュワの食感は他では味わえない。
- 国産豚バラ肉・国産小麦100%の麺・下関産安岡ねぎなど、素材の選定も一枚一枚に直結している。
パリパリ麺の食感は、読んでいるだけでは伝わりきらないのが正直なところです。山口旅行のスケジュールに合わせてご来店いただくために、電話予約を入れておくと当日の待ち時間を減らせます。混雑時は30分以上お待ちいただく場合があるため、事前のご連絡がスムーズです。
「麺がこんなにおいしいなんて!」
40代・男性(山口旅行中にご来店)
初めての方が迷わず選べる、メニューの入り口
広島風お好み焼きを初めて食べる方に、「まず何を頼めばいいか」とよく聞かれます。シンプルに弘々家の味を体感したいなら、豚肉のベーシックなお好み焼きからどうぞ。パリパリ麺の食感と、じっくり蒸し焼きにしたキャベツのボリューム感を、いちばん素直に感じていただけます。
「がっつり食べたい」「いろんな食材で楽しみたい」という方には、贅沢6種盛りのお好み焼きがおすすめです。ソフトシェルシュリンプ(殻ごと食べられるエビ)など、通常ではなかなか出合えない食材も入っていて、旅の思い出にもなる一枚です。
さらに、鉄板焼きメニューや、鰹だしを目の前でかけていただく出汁巻き玉子も人気があります。お好み焼きと組み合わせることで、ランチはもちろん、ディナーや軽い飲み会にも対応できるラインナップになっています。
下関観光と組み合わせてご来店される方も多く、北九州×下関グルメ旅で関門橋を活用した週末の楽しみ方も参考にしていただけます。角島観光や関門海峡の散策のあとに、山の田エリアで一枚じっくり味わうルートは、旅のしめくくりとしても好評です。
旅の途中でも迷わず来れる、弘々家へのアクセス
山口旅行中の観光客の方からよくいただくのが、「場所がわからなかった」というお声です。弘々家があるのは、下関市山の田中央町。山口銀行山の田支店の並び、風波のクロスロード沿いに位置しています。
サンデンバスをご利用の場合は「山の田バス停」④番乗り場から徒歩30秒。車でお越しの場合は、店舗前と山の田バス停裏手に合わせて8台分の無料駐車場があります。下関市立大学(市大)からも徒歩5分ほど。下関駅や唐戸市場からのアクセスも、バスや車であれば思ったよりスムーズです。
ご両親や家族連れでの旅行にもご対応できるよう、座敷席とカウンター席合わせて22席をご用意しています。子ども用のイスやフォーク、ミルク用のお湯も備えていますので、小さなお子様連れのご家族も安心してお越しください。家族で下関グルメを楽しむための座敷席のことも、事前にご覧いただけます。
なお、月曜定休(月曜が祝日の場合は翌火曜が定休)で、月に数日お休みをいただく場合があります。旅行前にインスタグラムまたはLINEで営業日をご確認いただくと安心です。
創業32年・百名店4年連続選出の理由は、一枚一枚の積み重ねにある
弘々家は1994年の創業から、ずっと下関・山の田の地で鉄板を温めてきました。食べログお好み焼き百名店に4年連続(2022・2023・2024・2025年)で選出していただき、テレビや雑誌でも取り上げていただいていますが、私が一番大切にしてきたのはそういう看板よりも、「また来るね!」という常連のお客様の一言です。
還暦を過ぎてもスノーボードを楽しみ、フルマラソンを何度も走り、休日には国内外の食を食べ歩いてヒントを探している。それも結局、「もっと美味しい一枚を焼きたい」という気持ちからなんです。旅行で初めてお越しになる方にも、地元で長年通ってくださっている方にも、同じ一枚を焼き続けることが、私にできる誠意だと思っています。
山口旅行の際には、ご両親や大切な方と一緒にぜひ。ご両親を連れた下関グルメ旅で百名店の手焼き一枚を楽しむという視点で書いた記事も、旅の計画の参考になるかもしれません。
まとめ:山口旅行で「広島風を初めて食べた」が最高の思い出になる一枚を
広島風お好み焼きが大阪風と根本的に違うのは、「混ぜる」のではなく「重ねる」という発想です。そして弘々家では、その層の一部であるパリパリ麺に、山口・下関ならではの瓦そばの発想を持ち込みました。外はきつね色にパリッ、中はキャベツのジュワッとした旨みをたっぷり含んで——この食感は、実際に食べていただくまで言葉ではなかなか伝えきれないのが正直なところです。
角島観光や関門海峡散策と組み合わせて、山口旅行の一コマに弘々家を加えてみてください。旅の締めくくりに、熱々の鉄板から届く一枚が待っています。
ご予約・お問い合わせはお電話で。
📞 083-254-4654(オーダーストップは閉店1時間前)
旅行当日に「満席で入れなかった」では悔しすぎます。弘々家は手焼き一枚一枚のため、混雑時は待ち時間が生じることがあります。電話一本で予約を入れておけば、山口旅行の思い出がそのまま「初めての広島風お好み焼き」の感動につながります。

コメント
コメント一覧 (2件)
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[…] せん。山口旅行で地元グルメを発掘したい方に向けた広島風お好み焼きの紹介記事も、あわせて読んでみてください。 […]