下関屈指の人気観光地である唐戸市場。その人気の高さゆえに、時間帯によっては通路が人で埋め尽くされるほどの混雑となることも珍しくない。せっかく訪れるなら、ゆったりとした気持ちで市場の空気を味わいたいもの。そこで今回は、混雑を避けてじっくり楽しむための時間帯選びについて詳しく紹介したい。
市場は時間帯によって「顔」が変わる
唐戸市場は、地方卸売市場としての機能と、一般客向けの観光市場としての機能をあわせ持つ、全国的にも珍しい場所だ。そのため、時間帯によって市場の雰囲気はまったく異なる表情を見せる。
朝7時までは、仲卸業者などプロが取引を行う時間帯にあたる。せりの熱気や業者同士のやり取りが飛び交うこの時間は、観光客にとっても市場本来の「仕事の現場」を垣間見られる貴重な時間だが、一般客向けの販売はまだ本格的には始まっていない。
9時を過ぎると、一般客がどっと押し寄せ始め、通路は徐々に賑わいを増していく。特に週末や祝日には、この時間帯から混雑が本格化していく。
狙い目は「7時から9時」の間
こうした市場の特性を踏まえると、狙い目となるのは朝7時から9時頃の時間帯だ。プロ向けの取引が落ち着き、なおかつ一般客がまだ本格的に押し寄せる前のこの時間帯であれば、比較的ゆったりと店を見て回ることができる。
新鮮な魚介がまだ豊富に並んでいる時間帯でもあるため、品揃えの面でもこの時間帯を狙うメリットは大きい。早起きが必要にはなるが、その分得られる満足度は大きいはずだ。
食堂・回転寿司は「遅めの朝食時間」が穴場
市場2階にある食堂街や回転寿司店を利用する場合は、少し違った視点での時間帯選びが有効だ。朝早くから営業している店も多いが、多くの人は「お昼どき」を狙って訪れる傾向がある。そのため、あえて9時半から10時半頃という、朝食にしては遅く、昼食にしては早い時間帯を狙うと、比較的空いている店に出会いやすいという声がある。
「早い昼ご飯」あるいは「遅い朝ご飯」というくらいの気持ちで、あえて時間をずらして訪れるのが、混雑を避けるひとつのコツだ。
週末の「活きいき馬関街」は開店直後を狙う
金・土・日・祝日に開催される屋台イベント「活きいき馬関街」は、唐戸市場の中でも特に人気が高く、混雑のピークを迎えやすいイベントだ。日・祝日であれば開催開始の8時、金・土曜であれば10時の開店直後に訪れることで、行列や品切れをある程度避けることができる。
逆に、10時以降、特にお昼にかけての時間帯は通路が人で埋め尽くされることも多いため、じっくり選びながら食べ歩きを楽しみたい人には、開店直後の訪問を強くおすすめしたい。
車で訪れる場合の時間配分にも注意
週末や祝日の日中は、駐車場に入るための車列が国道にまで伸びることがある。市場すぐ横の立体駐車場は混雑しやすいため、少し離れた市営赤間町駐車場なども選択肢に入れつつ、時間に余裕を持って向かうのが安心だ。朝早い時間帯であれば、駐車場探しに苦労する可能性も低くなるという意味でも、早朝の訪問にはメリットが多い。
混雑を避けた分、ゆっくりできる時間を下関の夜に
早朝から唐戸市場を満喫した後は、少し時間を空けて、山の田エリアにある広島お好み焼き 弘々家(こうこうや)で一日を締めくくるのもおすすめの過ごし方だ。1993年の創業以来、地元の方にも観光の方にも変わらず愛されてきたこの店では、鉄板の前で一枚一枚丁寧に焼き上げるお好み焼きを味わえる。朝の市場でゆったりと過ごした分、夜はのんびりと食事を楽しむ。そんな一日の流れも、下関旅行の満足度を高めてくれるはずだ。
まとめ
唐戸市場を心ゆくまで楽しむための鍵は、時間帯選びにある。朝7時から9時、あるいは食堂利用なら9時半から10時半頃を狙うことで、混雑を避けながら市場本来の魅力をじっくりと味わうことができるだろう。次回の下関旅行では、ぜひこの時間帯を意識して計画を立ててみてほしい。
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※市場をゆったり満喫した後の一枚は、山の田エリアの弘々家(こうこうや)へ。ご予約はお電話またはLINE公式アカウントから承っております。

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